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J-GLOBAL ID:201002286935748481   整理番号:10A0522602

Au(111)面に組織化したジヘム蛋白質チトクロームc4の界面と分子内電子移動へのアプローチ

Approach to Interfacial and Intramolecular Electron Transfer of the Diheme Protein Cytochrome c4 Assembled on Au(111) Surfaces
著者 (8件):
資料名:
巻: 114  号: 16  ページ: 5617-5624  発行年: 2010年04月29日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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遷移金属中心を有する大きな蛋白質複合体はチトクロームcオキシダーゼ及び酸化還元酵素のような光合成反応中心,呼吸鎖複合体中の生物学的分子内電子移動(ET)を制御する。同時に,立体配座動力学が均一溶液中の条件を異にするゲート制御ET特性を導く膜環境中で多中心酸化還元蛋白質は作動する。細菌呼吸鎖複合体のジヘム蛋白質Pseudomonas stutzeriチトクロームc4は細胞内ヘム間ETに対する標的である。サイクリックボルタンメトリーとその場走査トンネル顕微鏡を用い,化学修飾単結晶平面Au(111)上のP.stutzeriチトクロームc4を調べた。化学修飾電極は金電極上にω-メルカプトアルカノイックカルボン酸HS(CH2)nCOOH(n=2,5,7,10,11,15,17)を自己組織化し,静電的協調効果によってP.stutzeriを固定した。この分子配向は陰極方向に二個の一電子ETピークと陽極方向に単一の二電子ETをもつ非対称ボルタモグラムを与えた。均一溶液中小さな反応相手を有する大きな速度定数をもつP.stutzeriチトクロームc4のET反応に対比して分子内ヘム間ETはこの機構の顕著な必須部分である。この差異は過程の強いゲート制御の特徴を示唆している。P.stutzeriチトクロームc4の三次元構造を基礎にして,環境立体配座ゆらぎに高感受性を示すヘムプロピオナート間の空間を通した水素結合電子接触によりこのゲート制御は理解できる。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  電極過程 

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