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J-GLOBAL ID:201002286968510081   整理番号:10A0122933

ナノ液滴スケールアップ問題を克服するために許容される結晶化添加物としてのイオン液体の使用 硝酸レダクターゼの回折品質結晶を作製するための成功例

The use of ionic liquids as crystallization additives allowed to overcome nanodrop scaling up problems: A success case for producing diffraction-quality crystals of a nitrate reductase
著者 (3件):
資料名:
巻: 312  号:ページ: 714-719  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: B0942A  ISSN: 0022-0248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Capriavidus(C.)アメリカこう虫からの交雑2量体ペリプラズム硝酸レダクターゼ(NapAB)の固有構造を,1.5Åの解像度で,GrenobleのEMBLのロボット施設で得られた1単結晶を用いて解像した。この1族の蛋白質に対する反応機構は最近新たな結晶学的実証に基づいて改訂され,新構造研究がこの新しい機構の含意を明らかにするため必要となった。いくらかの液滴による結晶化の試みがC.アメリカこう虫NapABの微細結晶を産出した。しかし,スケールアップの試みは系統的に失敗し,適当な結晶を産出しなかった。イオン液体(IL)によってのみ,X線を1.7Åまで解像できる大結晶を再現性ある方法で成長させることができた。IL{C4mim}Clを結晶化のための添加剤として用いて,良品質結晶を得る再現性を達成した。どのIL分子も電子密度マップでは同定されないが,ILの存否のもとで成長した結晶はセル定数の違いが大きかった。困難な結晶化問題にILを使用した最初の報告である。ここで報告した手順は,寸法増大とか微細針の改善とか,滴容積のナノリットルからマイクロリットルへの結晶化条件スケールアップに適用できる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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高分子固体の構造と形態学  ,  酵素一般  ,  融解塩 

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