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J-GLOBAL ID：201002286984002495   整理番号：10A1033456

インシュリン様成長因子1治療はソマトトロフ軸機能を修復することでヒト早老症モデルマウスの寿命を延長する

Insulin-like growth factor 1 treatment extends longevity in a mouse model of human premature aging by restoring somatotroph axis function

著者 (7件)： MARINO Guillermo (Universidad de Oviedo, Oviedo, ESP) ,  UGALDE Alejandro P. (Universidad de Oviedo, Oviedo, ESP) ,  FERNANDEZ Alvaro F. (Universidad de Oviedo, Oviedo, ESP) ,  OSORIO Fernando G. (Universidad de Oviedo, Oviedo, ESP) ,  FUEYO Antonio (Universidad de Oviedo, Oviedo, ESP) ,  FREIJE Jose M. P. (Universidad de Oviedo, Oviedo, ESP) ,  LOPEZ-OTIN Carlos (Universidad de Oviedo, Oviedo, ESP)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 37  ページ： 16268-16273  発行年： 2010年09月14日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Zmpste24は核エンベロープの重要な成分であるラミンAの突然変異に関与するメタロプロテイナーゼである。本稿では,早老性Zmpste24-/-マウスはソマトトロフ軸を制御する遺伝子の強い転写変化を呈し,同時に極めて高い成長ホルモン(GH)の血中濃度および血漿中インシュリン様成長因子1(IGF-1)の劇的な低下を伴うことを報告する。また,遺伝子組換えIGF-1治療は,Zmpste24-/-マウスにおけるIGF-1とGH間の適切なバランスを修復し,多くの早老性の特徴の発症を遅延し,このような早老性マウスの寿命を有意に延長することを示す。本所見は,寿命におけるIGF/GH間のバランスの重要性を明らかにし,核エンベロープ異常と関連するヒト早老症破壊に対して治療的利益となる可能性がある。

シソーラス用語： *IGF1 ,  ヒト ,  *早老症 ,  病態モデル ,  マウス ,  寿命 ,  核構成タンパク質 ,  突然変異 ,  メタロプロテイナーゼ ,  遺伝子 ,  転写【遺伝】 ,  成長ホルモン ,  血漿中濃度
準シソーラス用語： ラミンA

分類 (2件)： 運動器系の基礎医学  (GG01020B) ,  内分泌系の基礎医学  (GL01020Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： インシュリン様成長因子1 ,  治療 ,  修復 ,  ヒト ,  早老症 ,  モデルマウス ,  寿命