抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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半年後に炭素排出削減協約・電力能率規制CRC-EESが発効すると英国の業務用電力の料金体系が大きく変化する。企業毎に電力の消費制限枠を設け,以下に削減できた場合には余剰枠を市場で販売できるが枠を超過した分は電力料金が200%になる。各企業は30分刻みで電力消費量を計量して超過枠の販売/購入の戦略を立案する。従って企業の電力管理には高度のITシステムが必要になるがそのことがIT産業の全体に及ぼす影響については賛否両論,多様な意見がある。ESSがIT産業の活性化と市場拡大を招来することには異論がない。しかしIT殊にデータベース事業は現在すでに大きな電力消費産業である。それがESSでさらに規模拡大すると英国全体として逆に電力消費・炭素排出を増大する危険もある。しかし英国の高水準のIT技術でEU諸国の炭素排出削減に寄与できる可能性は大きい。