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J-GLOBAL ID：201002287032558305   整理番号：10A0244168

軍需品の使用由来の白リンの環境リスク評価-確率論

Environmental risk assessment of white phosphorus from the use of munitions - A probabilistic approach

著者 (4件)： VOIE Oyvind Albert (Norwegian Defence Res. Establishment, Div. Protection, P.O. Box 25, NO-2027 Kjeller, NOR) ,  JOHNSEN Arnt (Norwegian Defence Res. Establishment, Div. Protection, P.O. Box 25, NO-2027 Kjeller, NOR) ,  STROMSENG Arnljot (Norwegian Defence Res. Establishment, Div. Protection, P.O. Box 25, NO-2027 Kjeller, NOR) ,  LONGVA Kjetil Sager (Norwegian Defence Res. Establishment, Div. Protection, P.O. Box 25, NO-2027 Kjeller, NOR)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 408  号： 8  ページ： 1833-1841  発行年： 2010年03月15日 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 白リン(P₄)は様々な火工品製品に使用されている高毒性化合物である。P₄を含む弾薬は軍事訓練場で広く使用されており,そこではP₄の未燃焼製品が土壌やその地域の池を汚染している。通常のリスク評価法は汚染物質の均一な空間的分布を仮定している。軍事訓練場内のP₄の分布は不均一であるので,例えば食物摂取によりP₄に曝される潜在的受容体の可能性を減ずる。P₄の使用に由来する環境リスクを評価する現在のアプローチはリスク評価ツールとしてのBayesianネットワーク(Bn)を提案する。Bnによって支援される確率的推論は,P₄の不均一分布を考慮に入れることを許す。さらに,実験によって得られるデータと専門家の知識を結びつけることができるが,これは問題に適切な全ての種類のデータの包含を認める。現在の研究はリスク評価ツールとしてBnの使用例を含み,そこで北ノルウェーにある軍事射撃練習場のヒトおよび草食動物におけるP₄被毒に関するリスクを算出した。P₄は5.7 g/kg以下の濃度で選択範囲におけるいくつかのクレータで検出された。ヒトの健康に対するリスクは現在の土地利用の下で許容できると見なされた。しかしながら,ヒツジのような草食動物に対するリスクはより高く,予防策が望ましいことを示唆している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *白リン ,  リスク評価 ,  汚染 ,  ネットワーク ,  確率論 ,  *火工品 ,  兵器 ,  汚染物質 ,  *摂食 ,  ノルウェー王国 ,  クレータ ,  土地利用 ,  動物 ,  *毒物
準シソーラス用語： Bayesianネットワーク ,  弾薬 ,  食物摂取 ,  ノルウェー ,  *草食動物

分類 (2件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  各種爆薬と推薬  (YE06020W)

タイトルに関連する用語 (3件)： 白リン ,  環境リスク評価 ,  確率論