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J-GLOBAL ID:201002287033246781   整理番号:10A0454865

スペイン北部(Huelga de Bayas,アストリアス)の泥炭堆積物中の天候変動の指標としてのバイオマーカー

Biomarkers in a peat deposit in Northern Spain (Huelga de Bayas, Asturias) as proxy for climate variation
著者 (6件):
資料名:
巻: 1217  号: 21  ページ: 3538-3546  発行年: 2010年05月21日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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草炭地は,ここでよく適応したコミュニティが成長し,発展する特有のエコシステムであり,内陸の天候,及び水文的条件の変動を記録している。また,ネクロマスがよく保存されるので,草炭地は環境変動に対するパレオ記録保管庫として利用される。本研究では,Huelga de Bayas(アストリアス,スペイン)の紀元後約250年の泥炭層の底に年代を定めた深さ60cmの泥炭堆積物をこの地域の環境条件の進化を調べるために調べた。泥炭形成の時代の気候変動の可能なバイオマーカーを同定するために,試料をジクロロメタン/メタノール(3:1)で抽出し,ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)法によって調べた。脂質バイオマーカー研究によって,Sphagnum,又はより高い植物が優先的に泥炭プロファイルに寄与する時代の同定が可能になった。そのプロファイルの絶対年代とn-アルカン類の記録の組み合わせから,紀元後約250年(ローマ温暖時代),紀元後1080,1270年(中世温暖時代),紀元後1460(小氷河期),及び紀元後1920年(最近の温暖期)の周辺のより湿度の高い条件の5つのエピソードが示され,これらは地域の天候変化と一致した。微生物由来のホパン骨格,及び植物由来のオレアナン骨格を持つ5員環トリテルペン類が同定された。それらのケトン,及びアセチル誘導体の存在は,不安定なホパンの立体構造の存在とともに,泥炭プロファイルの低い成熟度を示唆する。機能性トリテルペン類が深度とともに減少する傾向がプロファイルに観察された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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有機化合物の各種分析  ,  有機地球化学 

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