抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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京阪電気鉄道(株)における車両の変遷について述べ,最近のアルミ車両の現状を紹介した。京阪電鉄では1970年に初めてアルミニウム合金製車体を採用し,現在では約400両のアルミ車両(全車両の56%)を保有する。最初の5000系車両は鋼製車体をそのままアルミニウム合金に置き換えた構造であったが,1983年に登場した6000系では大型押出型材を多用した構造となった。2008年より3000系車両が運行を開始した。3000系車両は新デザインを採用し,車内の快適性が向上し,騒音も低減した。車体母体へアルミを使用しただけでなく,車内設備にもアルミニウム素材の使用が大幅に増加した。アルミニウムで構成された台車が試験用に製造されたが,その後実用化には至っていない。