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J-GLOBAL ID：201002287053533787   整理番号：10A0850954

ハロイサイトナノチューブを用いてポリプロピレン表面の濡れ性を調整する

Tailoring the wettability of polypropylene surfaces with halloysite nanotubes

著者 (6件)： LIU Mingxian (Coll. of Materials Sci. and Engineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510640, CHN) ,  LIU Mingxian (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Jinan Univ., Guangzhou 510632, CHN) ,  JIA Zhixin (Coll. of Materials Sci. and Engineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510640, CHN) ,  LIU Fang (Coll. of Materials Sci. and Engineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510640, CHN) ,  JIA Demin (Coll. of Materials Sci. and Engineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510640, CHN) ,  GUO Baochun (Coll. of Materials Sci. and Engineering, South China Univ. of Technol., Guangzhou 510640, CHN)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 350  号： 1  ページ： 186-193  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報告においては溶液キャスト法によって調製した複合体の表面ミクロ構造を調整するために一種の天然親水性ナノ粘土であるハロイサイトナノチューブ(HNT)をポリプロピレン(PP)中に組込んだ。HNTはPP用の不均一系の核として作用し,複合体の乾燥時の相分離過程を変化させ,従って複合体表面にミクロ構造を生じさせた。ナノ構造を有するマイクロ乳頭状ハイブリッド球晶がPP/HNT複合体表面に形成された。粗い表面は超疎水性を示し,最大水接触角はほぼ170°であり,滑り角は約2°であった。PPの球晶サイズ,表面粗さ,および濡れ特性をHNTによって調整することができた。HNTは複合体の熱分解挙動を顕著に改善することができた。これは,良好に分散したHNT,および核形成効果による界面相互作用改善によると考えた。本論文は,溶液プロセスにおいてナノ粒子を加えることにより表面ミクロ構造を調整することによって重合体超疎水性表面を調製するための代替ルーチンを提供する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ハロイサイト ,  *ナノチューブ ,  *ポリプロピレン ,  濡れ ,  微細構造 ,  *表面改質 ,  相分離 ,  ナノ構造 ,  球晶 ,  *高分子有機-無機ハイブリッド ,  疎水性
準シソーラス用語： ミクロ構造 ,  超疎水性

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (2件)： ポリプロピレン ,  濡れ性