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J-GLOBAL ID:201002287078187808   整理番号:10A0998112

キトオリゴ糖感知及び下流シグナル伝達系:病原性及び有益な植物-微生物相互作用における対照的結果

Chitooligosaccharide sensing and downstream signaling: contrasted outcomes in pathogenic and beneficial plant-microbe interactions
著者 (2件):
資料名:
巻: 232  号:ページ: 787-806  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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植物において,短いキチンオリゴ糖及びキトサン断片は防御遺伝子発現,抗微生物化合物の合成,細胞壁強化を誘導するエリシターである。カビのキチンは単子葉植物及び双子葉植物により認識され,防御応答を誘導する多糖類である。一方多くの根粒細菌は根粒を形成し,共生を誘導するNod因子を呼ばれる一連のキチン関連分子を合成する。最近同定されたキチン受容体は根粒菌Nod因子受容体で見られるリジンモチーフ(LysM)ドメインを含んでいる。このことは如何に関連したシグナルが構造的に関連した受容体により認識されるが,植物においては対照的な結果をもたらすことを示唆している。本総説ではキトオリゴ糖:起源と構造(キチンとキトサン,Nod因子),植物自然免疫系のエリシターとしてのキチン及びキトサン(植物防御機構の概説,キチン受容体,キチン及びキトサン認識後の初期反応,シグナル伝達系:植物細胞核に向けて,キチン応答遺伝子),Nod因子と根粒菌共生などの項目について最近の結果を総説した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
異種生物間相互作用  ,  植物生理学一般 

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