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J-GLOBAL ID：201002287142470195   整理番号：10A0712327

アノード酸化膜中に電析したPt-Fe-TiO₂/Al₂O₃可視光応答型光触媒の活性評価

The evaluation of the photocatalytic activity of electrodeposited Pt-Fe-TiO₂/Al₂O₃ on the anodized film which respond to visible light

著者 (4件)： 藤野隆由 (近畿大 理工) ,  岡田雄介 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  服部貴則 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  伊藤征司郎 (近畿大 大学院総合理工学研究科)
資料名： 材料技術  (Material Technology)
巻： 28  号： 3  ページ： 111-116  発行年： 2010年05月25日 
JST資料番号： Y0644A  ISSN： 0289-7709  CODEN： MTECFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 交直ハイブリッドアノード酸化電解法を用い硫酸浴中で得られた皮膜細孔中に酸化鉄と酸化チタンを電析させ,光触媒膜の触媒活性を調べた。基底電流密度0~2.0Adm^-2,振幅1.0Adm^-2,周波数1000Hzの交直ハイブリッドアノード酸化電解条件で膜厚15μmの皮膜を作製した。皮膜を白金溶液に浸漬させ紫外線照射してPtを還元担持させた。皮膜の紫外可視吸収スペクトルを求めた。アセトアルデヒドの気相酸化分解反応で光触媒活性を評価した。その結果,次のことが分かった。1)TiO₂/Al₂O₃皮膜は可視光領域に吸収端がレッドシフトする,2)可視光領域に幅広い吸収領域がありPtの担持により電荷分離が発現し効率的にアセトアルデヒドが分解される。

シソーラス用語： アノード酸化 ,  *光触媒 ,  膜 ,  *活性 ,  電着 ,  酸化鉄 ,  酸化チタン ,  紫外可視吸収スペクトル ,  酸化 ,  *分解反応 ,  酸化アルミニウム ,  脂肪族アルデヒド ,  触媒膜 ,  *光触媒活性 ,  酸化分解
準シソーラス用語： 電析

分類 (1件)： 光化学反応  (CB08020F)

物質索引 (1件)： アセトアルデヒド

引用文献 (21件)：

• T. Inoue, A. Fujishima, S. Konishi and K. Honda, Nature 277, 637-638 (1979).
• N. Negishi, K. Takeuchi and T. Ibusuki, Applied surface science, 121/122, 417-420 (1997).
• M.Graetzel, Journal of Photochemistry and Photobiology C: Photochemistry Reviews, 4, 145-153 (2003).
• 石崎有義,表面技術,50,251-255(1999).
• 山口靖英,表面技術,50,256-259(1999).

タイトルに関連する用語 (7件)： アノード酸化膜 ,  電析 ,  Pt ,  Al2O3 ,  可視光応答型光触媒 ,  活性 ,  評価