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J-GLOBAL ID:201002287145418348   整理番号:10A0188172

PLGA分散系の熱誘起ゲル化 注射可能なコロイド状細胞輸送システムを目指して

Thermally-triggered gelation of PLGA dispersions: Towards an injectable colloidal cell delivery system
著者 (11件):
資料名:
巻: 344  号:ページ: 61-69  発行年: 2010年04月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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熱応答性のカチオン性共重合体を含むポリ(d,l-乳酸-co-グリコール酸)(PLGA)の特性について検討した。PLGA分散系を水溶液中の界面析出により調製し,カチオン性のポリ(N-イソプロピルアクリルアミド(PNIPAM)グラフト共重合体の添加により熱応答性とした。使用した共重合体は一般組成PDMAx+-g-(PNIPAmn)yをもつ。DMA+は四級化されたN,N-ジメチルアミノエチルメタクリラートである。PDMAx+-g-(PNIPAmn)y共重合体はそれらの合成に使用したマクロ開始剤に起因するxおよびy値をもつ。n値はPNIPAM鎖長に対応する。熱応答性分散系について光子相関分光法,濁度測定および電気泳動移動度測定によりキャラクタリゼーションを行った。アニオン性のPLGA粒子とカチオン性の共重合体の間の強い静電吸引力が存在し,分散系は全高分子体積分率が0.015の低濃度でも熱誘起ゲル化を示した。これらの新しいPLGAゲルは約32°Cで生成し,弾性モジュラス値は分散系組成により調節できた。ゲルの走査電子顕微鏡は長い細孔の高い細孔率および相互連結を示した。特にゲルは屈曲性で降伏歪みは160%に達した。二次元細胞培養物を用いてゲルのウシ椎間板内細胞の成長支持能力を検討した。細胞は増殖し3日後も活性だった。この結果は本報で初めて導入された生物分解性の熱ゲル化性PLGA分散系の一般化された一群が注射可能なコロイド細胞輸送システムとして長期間の応用をもつ可能性を示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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細胞・組織培養法  ,  基礎治療学  ,  その他の高分子の反応  ,  コロイド化学一般 
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