文献

J-GLOBAL ID：201002287193147518   整理番号：10A0284791

液体金属を用いたSn酸化被膜の電気的性質の測定

Measurement of Electrical Property of Sn Oxide Layer Using Liquid Metal

著者 (5件)： 米川智貴 (三重大 工) ,  齋藤寧 (三重大 工) ,  飯田和生 (三重大 工) ,  澤田滋 (三重大 工) ,  服部康弘 (オートネットワーク技術研究所)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 419(R2009 50-59)  ページ： 53-57  発行年： 2010年02月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Snは電気接点のメッキ材料としてよく用いられる材料であるが,空気にさらされることにより酸化被膜を形成する。その酸化被膜は下地となるSnがやわらかいことから機械的接触により容易に損傷を受け,酸化被膜自身の電気的特性を測定するのは困難である。この研究では液体金属を電極として利用することで酸化被膜の機械的な破壊を避けつつ,その電気特性を測定した。その結果,機械的接触をするとSn酸化被膜は局部的に破壊されるが,液体金属を電極として利用し測定することでSn酸化被膜を傷つけずに電気的性質の測定が可能であることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： 液体金属 ,  酸化膜 ,  酸化スズ ,  電極 ,  *電極材料 ,  電気特性 ,  スズめっき ,  *電気接点

分類 (1件)： 電気接点  (NA05070V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 液体金属 ,  Sn ,  酸化被膜 ,  電気的性質