文献

J-GLOBAL ID：201002287202750893   整理番号：10A1374640

コバルト硫化物ナノ構造に対する単分子前駆体基アプローチ

Single-molecule precursor-based approaches to cobalt sulphide nanostructures

著者 (4件)： RAMASAMY Karthik (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  MANEERPRAKORN Weerakanya (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  MALIK Mohammad A. (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  O’BRIEN Paul (Univ. Manchester, Manchester, GBR)
資料名： Philosophical Transactions of the Royal Society A. Mathematical, Physical and Engineering Sciences  (Philosophical Transactions of the Royal Society A. Mathematical, Physical and Engineering Sciences)
巻： 368  号： 1927  ページ： 4249-4260  発行年： 2010年09月28日 
JST資料番号： D0317A  ISSN： 1364-503X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硫化コバルトナノ粒子前駆体として,[Co{N(SCNMe₂)₂}₃](1)と[Co{N(SOCNiPr₂)₂}₂](2)錯体を合成し,特性評価を行った。ヘキサデシルアミン,オクタデシルアミン,オレイルアミン中で錯体を熱分解してCo-Sナノ粒子を合成した。粒子評価はX線回折とTEMによって行った。錯体1の熱分解からは大きさ10~15nmの三角または球状のCo_1-xSナノ粒子ができた。錯体1の熱分解からは反応温度や前駆体濃度によって球状,ロッド状,三角錐状,五角形,六角形のCo₄S₃ナノ粒子ができた。出発錯体によって異なる相の硫化コバルトができたのは錯体2の硫黄濃度が低いためであると考えた。

シソーラス用語： *コバルト錯体 ,  *コバルト化合物 ,  *硫化物 ,  熱分解 ,  X線回折 ,  透過型電子顕微鏡 ,  微細構造 ,  *ナノ粒子 ,  前駆体 ,  ナノ構造 ,  脂肪族アミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： TEM【顕微鏡】 ,  *硫化コバルト

分類 (1件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y)

物質索引 (5件)： オクタデシルアミン ,  オレイルアミン ,  ヘキサデシルアミン ,  1,1,5,5-テトラメチルジチオビウレト ,  1,1,5,5-テトライソプロピルチオビウレト

タイトルに関連する用語 (5件)： コバルト ,  硫化物 ,  ナノ構造 ,  単分子 ,  前駆体