文献

J-GLOBAL ID：201002287339313326   整理番号：10A0158306

低濃度アンモニアの前処理によるソルガムからのエタノール生産

Ethanol production from sorghum by a dilute ammonia pretreatment

著者 (4件)： SALVI D.A. (Louisiana State Univ. Agricultural Center, LA, USA) ,  AITA G.M. (Louisiana State Univ. Agricultural Center, LA, USA) ,  ROBERT D. (Louisiana State Univ. Agricultural Center, LA, USA) ,  BAZAN V. (Louisiana State Univ. Agricultural Center, LA, USA)
資料名： Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology  (Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology)
巻： 37  号： 1  ページ： 27-34  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： E0005C  ISSN： 1367-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ソルガム繊維を水酸化アンモニウムで前処理し,前処理の効果を酵素加水分解およびエタノール生産によって評価した。ソルガム繊維,アンモニア,水を1:0.14:8の比率に混合し,160°C,140~160psi圧力下で1時間処理した。その結果,本処理によってリグニンの44%,ヘミセルロースの35%が除去された。市販酵素のSpezyme CPとNovozyme 188との混合物を用いて,非処理繊維と低濃度アンモニア処理繊維を処理し,酵素による加水分解処理に続いてSaccharomyces cerevisiae D5Aを用い,グルコースからエタノールへの転換を行った。処理バイオマスに対するセルロースの平均収率は38%,ヘミセルロースの平均収率は14.5%であった。また,エタノール収率は,乾燥バイオマス100g当たり21~25gとなり,加水分解酵素の処理量によって異なった。対照区でのエタノール収量は,バイオマス乾物100g当たり10gであった。

シソーラス用語： *モロコシ属 ,  植物繊維 ,  水酸化アンモニウム ,  前処理 ,  *エタノール発酵 ,  リグニン ,  ヘミセルロース ,  酵素的分解 ,  加水分解 ,  Saccharomyces cerevisiae ,  バイオマス ,  セルロース ,  ヘキソース ,  アルドース ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *ソルガム

分類 (1件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A)

物質索引 (2件)： グルコース ,  エタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： 低濃度 ,  アンモニア ,  ソルガム ,  エタノール生産