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J-GLOBAL ID：201002287384011730   整理番号：10A0334123

超分極¹²⁹Xe NMRによる四重に架橋されたカリックス[6]アレーンのナノ多孔質空洞の特性評価

Characterization of Nanoporous Cavity of Quardruply Bridged Calix[6]arenes by Means of Hyperpolarized ¹²⁹Xe NMR

著者 (6件)： LEE Young Ju (Korea Basic Sci. Inst., Gwangju, KOR) ,  PARK Ki Deok (Korea Basic Sci. Inst., Gwangju, KOR) ,  YEO Hyoung Min (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  RYU Byung Ju (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  NAM Kye Chun (Chonnam National Univ., Gwangju, KOR) ,  HATTORI Mineyuki (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technology(AIST), Tsukuba, JPN)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 10  号： 5  ページ： 3493-3496  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 適合可能な寸法でカリックス[6]アレーンの屈曲性を克服するために剛性の明確な空洞をもつ四重に架橋されたカリックス[6]アレーン(CA-1,2,3)を合成した。過分極¹²⁹Xe NMRを用いてカリックスアレーンのナノ多孔質空洞を特性評価した。キセノンの化学シフトの顕著な違いを考察して,これらの誘導体中では四重に架橋されたCA-1がキセノン気体とよく相互作用することを見出した。キセノンがホスト分子中に入る経路そして架橋されたCA-1の空洞寸法を導くことができた。超分極¹²⁹Xe NMRによりナノ多孔質空洞を特性評価した結果はX線構造から測定した結果と一致した。この研究は,低表面積をもつホスト化合物のナノ多孔質空洞を特性評価するための有望なツールとして過分極¹²⁹Xe NMRが利用できることを示した。

シソーラス用語： 超分極率 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  *多孔質体 ,  *ナノ構造 ,  化学シフト ,  架橋化合物 ,  キセノン ,  *包接化合物 ,  *空洞
準シソーラス用語： *キセノン129NMR

分類 (1件)： 有機化合物のNMR  (BM07044Q)

物質索引 (1件)： カリックス[6]アレーン

タイトルに関連する用語 (8件)： 分極 ,  129Xe ,  NMR ,  架橋 ,  アレーン ,  ナノ多孔質 ,  空洞 ,  特性評価