抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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安心安全な車社会実現に向けて周辺監視や前方追従等のために近距離で広範囲を監視する広帯域車載レーダが注目を集め,既に実用化され始めている。しかしながら受信信号にはガードレールや建物など様々な不要散乱波(クラッタ)も含まれており,その中で目標または危険車両を正確に検知することは難しい。そこで路上クラッタを抑圧し,複数の各走行車両を識別することによって誤警報特性を大きく改善することが期待できる。これまで前方車両の速度や距離を推定する方法は検討されているが識別については報告されていない。本論文では24GHz帯超広帯域レーダによる目標車両識別のためのレンジプロファイルマッチング法を提案し,その有効性について実験により確認している。また路上クラッタを抑圧するためのパルス積分やCFAR処理についても検討している。(著者抄録)