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J-GLOBAL ID:201002287404335472   整理番号:10A0606631

ノースカロライナのエミッション規制への将来の空気質の応答:第一部。現在年シミュレーションについてのモデル評価

Responses of future air quality to emission controls over North Carolina, Part I: Model evaluation for current-year simulations
著者 (7件):
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巻: 44  号: 20  ページ: 2443-2456  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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全国及び州レベルの将来の大気質予測とそのエミッション規制戦略への応答には大気の観測結果を再現できる信頼できるモデルが要求される。この研究ではメソスケールモデル(MM5)とコミュニティマルチスケール大気質(CMAQ)モデリングシステムを4kmの水平格子スケールの分解能で2002年1月,6月,7月及び8月の4回の一箇月期間に応用してモデルの性能を評価し,また12km分解能の場合と比較した。評価の結果,MM5/CMAQの「腕前」は現行のモデル性能と全体として整合性がとれていることが示された。1.5m気温における大きな低温バイアスは低すぎる初期土壌温度と不適切な雪の処理によると思われる。7月における降水の過大推定は過度に頻繁な午後の対流降雨及び・あるいは降雨強度の過大推定によると思われる。規格化後の平均バイアスと誤差はオゾン混合比の1時間最大値及び8時間最大値について,それぞれ1月では-1.6%~9.1%及び15.3~18.5%,7月では-18.7%~-5.7%及び13.9~20.6%であった。またPM2.5の24時間平均濃度については,上述の値はそれぞれ1月では8.3~25.9%及び27.6~38.5%,7月では-57.8%~-45.4%及び46.1~59.3%であった。夏におけるPM2.5の大きな過小推定は主に過大予測された降水,不正確なエミッション,二次有機エアロゾルの不完全な取扱い,及び複雑な気象と地形の識別におけるモデルの困難さに由来する。オゾンの予測が格子水平分解能に対して比較的敏感でない一方,PM2.5とその二次成分,すなわち視認性,及び乾性及び湿性沈降は中等度から高度な敏感さを示す。これらの結果は,将来の大気質達成のためのMM5/CMAQの規制への応用に対して重要な意味を有する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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研究開発  ,  気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定 

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