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J-GLOBAL ID：201002287406532887   整理番号：10A0186917

脂質ドメインの形成による脂質二分子膜上のDNAの吸着および拡散の制御

Controlling DNA Adsorption and Diffusion on Lipid Bilayers by the Formation of Lipid Domains

著者 (6件)： ATHMAKURI Krishna (Rensselaer Polytechnic Inst., New York) ,  PADALA Chakradhar (Rensselaer Polytechnic Inst., New York) ,  LITT Jeffrey (Rensselaer Polytechnic Inst., New York) ,  COLE Richard (New York State Dep. of Health, New York) ,  KUMAR Sanat (Columbia Univ., New York) ,  KANE Ravi S. (Rensselaer Polytechnic Inst., New York)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 1  ページ： 397-401  発行年： 2010年01月05日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DNAの吸着および拡散に対する膜の不均一性の影響について述べた。支持された脂質二分子膜中ではラフト状のドメインの形成がDNAの吸着および拡散を制御することを実証した。双性イオン性脂質1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスファチジルコリン(DSPC)および液相カチオン性脂質1,2-ジオレオイル-3-トリメチルアンモニウムプロパン(DOTAP)のゲル相混合物から得られる二分子膜の形成は,共存するDSPCリッチ相およびDOTAPリッチ相を与える。DNAの吸着がDOTAPリッチ相に限定されるために,この不均一二分子膜上へのDNAの吸着をパターン化することが可能であることを実証した。さらに,DSPCリッチ相が吸着DNAの横方向の拡散の障害物となることがわかった。光退色後蛍光回復(FRAP)分析により吸着したDNAの拡散は下地の脂質の拡散の道筋をたどることが明らかとなった。

シソーラス用語： *脂質ラフト ,  *DNA【核酸】 ,  *吸着 ,  *拡散 ,  *脂質二分子膜 ,  *パターン形成 ,  蛍光分析 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  無機酸エステル ,  第四アンモニウム ,  カルボン酸エステル ,  アミノアルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： 光退色後蛍光回復

分類 (4件)： 脂質一般  (EB05010B) ,  核酸一般  (EB04010U) ,  界面化学一般  (CB12010J) ,  固体中の拡散一般  (BL06021L)

物質索引 (2件)： DOTAP ,  ジステアロイル-sn-ホスファチジルコリン

タイトルに関連する用語 (5件)： 脂質ドメイン ,  脂質二分子膜 ,  DNA ,  吸着 ,  拡散