抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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我々を取り巻く環境には様々な正方形が存在しているが,正方形を正面から扱った文献はほとんどない。そこで本研究は,ベクターグラフィックスソフトウェアにおける作図プロセスを用いて,人が正方形をどう描くのか,正方形というものを無意識にどう理解しているのかを推察することを試みた。具体的には,正方形の描画に関する基本的な作図問題を4問取り上げ,複数の被験者を対象にそれらを実際にソフトウェア上で描画してもらい被験者がどのような手法で描画するかを観察した。本稿では,観察の結果を示しつつ,観察から推察できることとして以下について述べた。1)正方形は長方形から作る,2)正方形とは「面」である,3)正方形は垂直・水平を基調とする,4)正方形の縦横比は「ほぼ1:1」。