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J-GLOBAL ID：201002287471142590   整理番号：10A0768391

DNAからの三次元プレストレスト・テンセグリティー構造の自己集合

Self-assembly of three-dimensional prestressed tensegrity structures from DNA

著者 (12件)： LIEDL Tim (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  LIEDL Tim (Harvard Univ., Massachusetts, USA) ,  HOEGBERG Bjoern (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  HOEGBERG Bjoern (Harvard Univ., Massachusetts, USA) ,  TYTELL Jessica (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  TYTELL Jessica (Harvard Univ., Massachusetts, USA) ,  TYTELL Jessica (Harvard School of Engineering and Applied Sci., Massachusetts, USA) ,  INGBER Donald E. (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  INGBER Donald E. (Harvard Univ., Massachusetts, USA) ,  INGBER Donald E. (Harvard School of Engineering and Applied Sci., Massachusetts, USA) ,  SHIH William M. (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  SHIH William M. (Harvard Univ., Massachusetts, USA)
資料名： Nature Nanotechnology  (Nature Nanotechnology)
巻： 5  号： 7  ページ： 520-524  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： W2059A  ISSN： 1748-3387  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プレストレステンセグリティー構造は,生体システムにあり,細胞の機械的シグナル伝達に重要な役割を演じる。今回,ナノスケールのプレストレス三次元テンセグリティー構造は,そのDNA二重らせん束が張力ケーブルとして働く一本鎖DNAセグメントによる圧縮力に抵抗することを報告した。この構造は,8634ヌクレオチドM13mp18の足場鎖と数百のオリゴデオキシリボヌクレオチドのステープル鎖で構成した。このDNAテンセグリティー構造は14pNまで自己集合し,この張力はキネシンやミオシンのようなモーター蛋白質のストール力の2倍であった。この分子プレストレス機構により産生した張力は,DNA束を曲げ,あるいは特定部位の酵素的開裂を介する全体構造の動きに使用可能であった。ナノ構造の構築ブロックであることに加え,一本鎖DNAの引張構造エレメントは,分子張力,細胞の機械的シグナル伝達と他の基本的生物学的過程の研究に使用可能であると結論した。

シソーラス用語： *DNA【核酸】 ,  ケーブル構造 ,  プレストレス ,  二重螺旋 ,  一本鎖DNA ,  ヌクレオチド ,  オリゴヌクレオチド ,  ステープルファイバ ,  *自己集合 ,  微小管関連タンパク質 ,  ミオシン ,  ナノ構造 ,  細胞情報伝達 ,  三次元ディスプレイ ,  電子顕微鏡観察 ,  モータータンパク質
準シソーラス用語： オリゴデオキシリボヌクレオチド ,  キネシン ,  *テンセグリティ構造 ,  ナノスケール ,  圧縮力

分類 (1件)： 核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (2件)： DNA ,  自己集合