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J-GLOBAL ID：201002287604396972   整理番号：10A0206039

耐食性Cu-Ni合金中のFe/Ni=1/12の固溶限界の明確化及び関連するクラスターモデル

Revelation of solid solubility limit Fe/Ni=1/12 in corrosion resistant Cu-Ni alloys and relevant cluster model

著者 (6件)： ZHANG Jie (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  WANG Qing (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  WANG Yingmin (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  LI Chunyan (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  WEN Lishi (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN) ,  DONG Chuang (Dalian Univ. Technol., Dalian, CHN)
資料名： Journal of Materials Research  (Journal of Materials Research)
巻： 25  号： 2  ページ： 328-336  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： D0987B  ISSN： 0884-2914  CODEN： JMREEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cu-Ni合金の耐食性の観点からの最適Fe添加量を検討した。Cu₉₀(Ni,Fe)₁₀,Cu₈₀(Ni,Fe)₂₀,Cu₇₀(Ni,Fe)₃₀の3種の合金系についてFe量を種々に変化させ,耐食性を実験で調査した。この三元合金ではFe/Ni比が1/12の場合が固溶限界であり,Fe添加量がこれ以下なら,800±5°Cで5時間の焼鈍後に如何なる析出物も見られない。いずれもFe/Ni比が1/12の3種の合金である,Cu-8.6%Ni-0.7%Feと,Cu-17.3%Ni-1.4%Feと,Cu-26.2%Ni-2.1%Feが,海水を模した3%NaCl溶液中で最も優れた耐食性を示した。この固溶限界を説明できる原子クラスターモデルを提唱した。

シソーラス用語： *固溶度 ,  キュプロニッケル ,  *銅合金 ,  ニッケル含有合金 ,  *クラスタ模型 ,  *鉄 ,  鉄添加合金 ,  焼なまし ,  *耐食性 ,  塩化ナトリウム ,  水溶液 ,  硬度 ,  腐食速度 ,  海水腐食 ,  比率 ,  限界 ,  予測モデル ,  腐食試験 ,  *クラスタ
準シソーラス用語： *原子クラスタ ,  *固溶限界 ,  動電位分極 ,  分極曲線

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 耐食性 ,  Cu ,  Ni合金 ,  Fe ,  クラスターモデル