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J-GLOBAL ID:201002287608021450   整理番号:10A1072306

根圏細菌の前接種により強化されたトマト植物体の疫病菌(Phytophthora infestans)に対する防御反応

Enhanced defense responses of tomato plants against late blight pathogen Phytophthora infestans by pre-inoculation with rhizobacteria
著者 (5件):
資料名:
巻: 29  号: 12  ページ: 1406-1412  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: H0443A  ISSN: 0261-2194  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Phytophthora infestansを原因とする疫病に対する韓国済州島で分離した根圏細菌によって誘導されるトマト植物体の抵抗性の効果を調べた。供試細菌分離株の内の4分離株の前接種によって,疫病に対する効果的な防御が誘導された。この4分離株,すなわちTRH423-3,TRH427-2,KRJ502-1,KRY505-3は,リボソーム遺伝子間スペーサ領域の配列分析に基づいて,各々Burkholderia gladioli,Miamiensis avidus,Acinetobacter quenomosp,Bacillus cereusであると同定された。これらはトマト苗の生長も促進した。抵抗性機構を説明するため,蛍光顕微鏡を利用してP.infestansの感染過程を調べた。その発芽率と付着器形成については,未処理植物体と前接種植物体の間で顕著な差はなかった。しかし,前接種植物体の葉の侵入部位では,未処理植物体のそれに比べて,カロースがより頻繁に形成された。このことから,これらの根圏細菌分離株は,P.infestansに対する防御反応を誘導することが示唆された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  菌類による植物病害  ,  土壌生物 

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