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J-GLOBAL ID:201002287612675597   整理番号:10A0244178

土壌中の有機/無機炭素の断面貯蔵:森林から砂漠へ

Profile storage of organic/inorganic carbon in soil: From forest to desert
著者 (7件):
資料名:
巻: 408  号:ページ: 1925-1931  発行年: 2010年03月15日 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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土壌断面における有機/無機炭素貯蔵の分布を理解することは,地域,大陸および地球の土壌C貯蔵を評価し,また地球規模の変化の結果を予測するのに極めて重大である。しかしながら,様々な景観で深部土壌層における有機/無機炭素貯蔵についてはほとんど知られていない。森林から砂漠までの自然景観の5サイトで0-3 mの土壌断面における土壌有機/無機炭素貯蔵を確定するために本研究を実施した。景観は温帯林,温帯草原,温帯灌木-草原,温帯灌木砂漠,および温帯砂漠である。断面での根密度および炭素含有量は各サイトで測定した。結果は,景観が降水量勾配に素って森林から砂漠へと変化していくと0-3 mの土壌断面での根バイオマスと土壌有機炭素含有量はかなり減少したが,一方土壌無機炭素含有量は降水量勾配にそって著しく増加することを示した。すなわち,土壌有機炭素の密度に関して:森林>草原>灌木-草原>灌木砂漠>砂漠;土壌無機炭素の密度に関して:森林,草原<灌木-草原<灌木砂漠<砂漠(全ての場合にP<0.05)。森林以外の景観では,50%を上回る土壌炭素貯蔵が1-3 mの深さで見出された。草原と灌木-草原に関しては,1-3 mからの寄与は主に有機炭素の形であり,一方灌木砂漠および砂漠に関しては,この深さからの寄与は主に無機炭素の形である。最上層0-1 mと1-3mの間の土壌C貯蔵の比較は,土壌炭素貯蔵を評価するために土壌断面の最上部1 mを使用することは土壌炭素貯蔵をかなり過小評価することになることを示している。これは特に草原地域の有機土壌炭素や砂漠地域の土壌無機炭素に対して真実である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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土壌化学  ,  土壌調査 
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