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J-GLOBAL ID：201002287660056670   整理番号：10A0977892

フローデータとBGPの連携によるトラヒック分析システム

Traffic Monitoring System based on BGP Message and Flow Data

著者 (5件)： 小林淳史 (NTT 情報流通プラットフォーム研) ,  倉上弘 (NTT 情報流通プラットフォーム研) ,  加島伸悟 (NTT 情報流通プラットフォーム研) ,  高橋洋介 (NTT 情報流通プラットフォーム研) ,  石橋圭介 (NTT 情報流通プラットフォーム研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 170(IA2010 16-28)  ページ： 65-70  発行年： 2010年07月30日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自律システム(AS)間の経路変動に伴う急激なトラヒック変動は,ネットワーク回線を逼迫し,ユーザに提供するサービス品質の低下を招く可能性がある。このような事態に対しては,BGP(Border Gateway Protocol)経路情報の監視とともに,BGP経路情報により示されるAS pathやBGPルータ等の経由地毎のトラヒック情報の監視が重要となる。しかしながら,BGP経路情報とトラヒック情報は,個々に監視されることが一般的であり,相互の情報をもとに経路変動に起因するトラヒック変動を検出・監視するシステムの構築例は少ない。筆者らは文献[8]で,BGP経路情報とトラヒック情報を同時に収集し,その相関性をもとに経路変動によるトラヒック変動を検知するシステムの提案と実装について報告した。本稿では,同システムに対して強化した可視化機能,および実証実験の結果について報告する。また,本システムの応用事例として,正規メールおよびスパムメールがインターネットをどのように経由して伝達されるかをネットワークレベルの振る舞いの違いとして分析したので,合わせて報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *トラヒック処理 ,  *プロトコル ,  自律系 ,  *経路選定 ,  監視制御システム ,  *可視化 ,  実証実験 ,  電子メール ,  インターネット ,  解析 ,  *通信操作
準シソーラス用語： *BGP ,  スパムメール ,  トラヒック分析 ,  ネットワークフロー

分類 (3件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  ネットワーク法  (KA03040X) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (10件)：

• LAMBERT, A. Revisiting Interdomain Root Cause Analysis from multiple vantage points. nanog 40. 2005
• AKASHI, O. Diagnosis of IP-Service Anomalies Based on BGP-Update Temporal Analysis. Proc. IPOM 2008, Sep. 2008
• QIU, J. Detecting bogus route information : going beyond prefix hijacking. Proc. IEEE SecureComm, Sep. 2007. 2007
• 吉田. 経路ハイジャック-経路奉行 meets JPIRR-. JANOG19, 2006年1月. 2006
• CLAISE, B. Cisco Systems NetFlow Services Export Version 9. RFC3954. 2004

タイトルに関連する用語 (4件)： フロー ,  BGP ,  連携 ,  トラヒック分析