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J-GLOBAL ID：201002287739922470   整理番号：10A0447190

空間へのエネルギ注入による超音速空力抵抗低減効果に関する実験的研究

著者 (1件)： 水書稔治 (東海大)
資料名： 東海大学紀要 工学部  (Proceedings of the School of Engineering of Tokai University)
巻： 49  号： 2  ページ： 147-148  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： G0655A  ISSN： 0563-6787  CODEN： TDKIB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1960年代に開発された商業用超音速旅客機コンコルドは,2000年7月にパリ近郊で墜落事故を発生し,長期の運行停止が続いた。先進諸国では,次世代の超音速旅客機の開発を進めているが,実用化に至っていない。この旅客機には,低燃費化が不可欠である。超音速飛行中の造波抵抗軽減のために,レーザ誘起衝撃波と機体から発生する衝撃波の干渉効果を利用し,空間へエネルギーを注入する方法が研究されている。ここでは,レーザ誘起衝撃波による超音速空力抵抗軽減効果の実験研究の進捗報告として,この衝撃波の発生と可視化計測の結果を報告する。現状の撮影条件下では,爆発エネルギーを高精度で推算できなかった。今後,衝撃波の伝播特性を詳細に調べ,衝撃波管内での圧力分布特性を調べる予定である。

シソーラス用語： *超音速機 ,  *空力特性 ,  *空気力学 ,  空気抵抗 ,  造波抵抗 ,  燃料経済 ,  点音源 ,  衝撃波効果 ,  Nd-YAGレーザ ,  可視化 ,  シュリーレン法 ,  高速度カメラ ,  台上試験
準シソーラス用語： エネルギー放射 ,  レーザ誘起 ,  干渉効果 ,  状態空間 ,  *超音速旅客機 ,  抵抗低減 ,  理論解析

分類 (2件)： 航空機の空気力学  (QK02010T) ,  高速空気力学  (BC03000C)

引用文献 (1件)：

• Cai, C. P. and X. Het, AIAA Journal, 2007.45(9): p. 2267-2272.

タイトルに関連する用語 (6件)： エネルギ ,  注入 ,  超音速 ,  空力抵抗 ,  低減効果 ,  実験的研究