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J-GLOBAL ID:201002287746964480   整理番号:10A0447880

蛍光異方性減衰に基づく蛋白質相互作用の新規ステロイド検出モデルと特性化

Novel Steroid-Sensing Model and Characterization of Protein Interactions Based on Fluorescence Anisotropy Decay
著者 (9件):
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巻: 114  号: 12  ページ: 4327-4334  発行年: 2010年04月01日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質活性側鎖の近傍残基に共有結合したアルキル結合を有する配位子の分子内結合は新規ステロイド検出モデルを形成する。分子内蛋白質-配位子相互作用を組入れるため構築したステロイド認識系応用を考察した。Δ5-3-ケトステロイドイソメラーゼ(KSI)と5-((2-アミノエチル)アミノ)-1-ナフタレンスルホン酸(1,5-EDANS)部分を含む配位子を用い分子内蛋白質-配位子相互作用により構築したステロイド認識モデルはジスルフィド結合生成を通してKSIのCys-86でこの配位子とユニークに共役するように加工KSIを設計した。蛍光スペクトルを用い,疎水性相互作用が仲介する定常状態蛋白質-配位子結合を確認し,タンデム質量分析により発蛍光団標識付けペプチド配列を同定した。種々の発蛍光団標識付けKSI突然変異体の定常状態蛍光スペクトル比較は発光特性が環境因子で変化することを示した。発蛍光団の蛍光異方性減衰評価は分子内蛋白質-配位子結合相互作用の存在を指示した。蛋白質-配位子複合体の時間分解蛍光異方性測定はステロイド結合ドメインの内部または外部で発蛍光団位置に関連した発蛍光団の自由度を表す異方性減衰値を生じた。19-ノルアンドロステンジオン(19-NA)をこの蛋白質-配位子系に添加すると配位子とステロイド間の競争結合を観測した;この知見は加工KSIを用いてステロイド検出を設計する実現可能性を確証した。超薄型p型電界効果トランジスタとこの蛋白質-配位子系の統合に関して,非荷電19-NAがμmol水準で検出(Biosens.Bioelectron.2008,23,1983)できるようになった。
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分類 (2件):
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分析機器  ,  有機化合物のルミネセンス 
物質索引 (2件):
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