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J-GLOBAL ID:201002287758788792   整理番号:10A0867394

イネ果実発育は受粉した子房におけるIAA含量増加と関連する

Rice fruit development is associated with an increased IAA content in pollinated ovaries
著者 (2件):
資料名:
巻: 232  号:ページ: 579-592  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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in vitroイネ小穂培養システムを開発し,イネ果実の初期発育における分子機構を解析した。開花後3-6時間で収穫したaF小穂では63.6%の子房が果実に成長し,胚及び内胚乳は正常に形成された。葯が柱頭を越えて伸びた子穂(bF-子穂)では培養28日間子房の発育は見られなかった。非受粉子穂を2,4-ジクロロフェニル酢酸(2,4-D)を含む培地で生育すると,胚及び内胚乳を欠いた単為結実果実が発育した。子嚢の細胞の大きさ及び数は,受粉により誘導されたものとほぼ同一であり,子房の成長は子穂のオーキシン含量により誘導されることを示唆した。受粉子穂インドール3-酢酸(IAA)の含量は増加し,この増加は小穂それ自身におけるIAA産生によっていた。子房の成長には胚で合成されたIAAが小軸小花柄への輸送が必須であった。小軸及び小花柄は単為結実及び受粉誘導果実発育で重要な役割を果たし,2,4-Dは直接イネの単為結実を誘導しないことを示唆した。イネ果実発育に関与するAUX/IAA及びARF遺伝子をトランスクリプトームにより同定した。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生,成長,分化 

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