抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東海道新幹線700系車両で発生した,トランスポンダ(トラポン)へのノイズの影響による保護動作(非常ブレーキ動作)について,原因調査と対策の検討を行った。調査したところノイズの発生源は静止型変換装置であり,発生した伝播ノイズと放射ノイズがトランスポンダ車上子へ侵入していたことが分かった。ノイズを遮蔽するため,材質をアルミ材とし,コストや保守性を考慮して分解組み立て式としたトランスポンダ車上子用シールドカバーを開発した。このカバーを700系6編成で試験したところ,ノイズによるトランスポンダ信号の不正検知回数は無くなり,対策の有効性を確認できた。今後はこの対策を700系全車へ展開するとともに,N700系の新造車両についても反映していく。