抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉄筋コンクリート充填繊維補強ポリマー(FRP)管(RCFFT)の曲げ強度と挙動を実験的および理論的に調べた。全部で10体の梁が,4点曲げ荷重のもとで試験が行われた。ガラスFRP鉄筋で補強された6体の梁の他,残りは,従来の鉄筋により補強されたものである。繊維状の風に曝されているガラスFRP管は,梁の試験体を面内にとどめる型枠として働くように利用された。試験変数は,FRP管厚さ,コンクリート圧縮強度,内部補強の形式(鋼またはFRP鉄筋),そして横補強の形式(スパイラル鋼またはFRP管)である。降伏と終局強度,破壊モード,そして延性が,測定された荷重,たわみ,そしてひずみのデータに基づいて示された。試験結果から,FRP管による閉じ込めが,試験のための梁の延性と強度に対して,潜在的に強化を与えたことがわかった。簡易な解析方法が,試験されたRCFFT梁の破壊モードに対応した降伏と抵抗モーメントを予測するために構築された。解析は,線形弾性解析から導かれる方程式に基づいて行われた。この解析から,梁の終局そして降伏モーメント性能を予測するのに十分であることが分かった。さらに,亀裂モーメント方程式の改善をFRP管による閉じ込めの効果によって示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.