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J-GLOBAL ID:201002287896397478   整理番号:10A0390671

超音波照射支援二段酸浸出法による有害な電気めっきスラッジ廃棄物からの複数の重金属の抽出および回収

Multiple heavy metals extraction and recovery from hazardous electroplating sludge waste via ultrasonically enhanced two-stage acid leaching
著者 (7件):
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巻: 178  号: 1-3  ページ: 823-833  発行年: 2010年06月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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実際の電気めっきスラッジから複数の重金属を抽出および回収する超音波照射支援二段酸浸出法を,実験室試験にて検討した。これが,電気めっきスラッジ中の貴重性の少ない金属(FeおよびCr)から貴重金属(Cu,NiおよびZn)を分離するための有効な技術を提供した。このプロセスの効率を,金属の浸出効率および回収率を用いて評価した。超音波パワーで強化された第一段酸浸出で,Cu,Ni,Zn,CrおよびFeに対して,浸出率が,それぞれ,96.72%,97.77%,98.00%,53.03%,および0.44%となり,混り合った金属からCrの半分およびFeのほぼ全量が効果的に分離された。この混り合った金属からCu,NiおよびZnをさらに分離するその後の第二段浸出では,Cu,Ni,Zn,CrおよびFeの浸出率が,それぞれ,75.03%,81.05%,81.39%,1.02%および0%に達した。安定化二段超音波照射支援浸出法によると,浸出装置から排出される固形物中にはCrおよびFeが,水溶液中には残りの金属が存在するが,電気めっきスラッジからのCu,Ni,Zn,CrおよびFeの最終的な全回収率は,それぞれ,97.42%,98.46%,98.63%,98.32%および100%に達することができた。検討したプロセス性能のパラメータは,pH,超音波出力および接触時間であった。この結果は,また,工業的パイロット規模の試験でも確認され,同じ高い金属回収率が達成された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
資源回収利用  ,  その他の音響応用  ,  電気めっき 

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