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J-GLOBAL ID:201002287937728263   整理番号:10A0127872

スパーク抵抗焼結によるTi-6Al-4V合金への,TiB2を分散したTi50Ni50の超弾性合金層の被覆

Coating of TiB2 dispersed Ti50Ni50 superelastic alloy layer onto Ti-6Al-4V alloy by spark and resistance sintering
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巻: 204  号: 11  ページ: 1738-1748  発行年: 2010年02月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ti,Ni,およびTiB2粉末混合物のスパーク抵抗焼結(SRS)を行い,TiB2を分散したTiNi合金層をTi-6Al-4V合金基材に形成した。表面層の強さと離層抵抗を三点曲げ試験で評価した。1273Kで焼結した,TiB2粒子のないTiNi合金表面層の付いた試料の曲げ強さは低かった。これは,脆いTi-Ti2Ni共晶を含んでいる厚い界面層の中で,負荷の初期に,ひび割れの発生があるためである。焼結温度を1200Kまで減少させることによって,曲げ強さが増加し,ひび割れ発生は表面から起きるようになった。これは,界面層が薄く,もろいTi-Ti2Ni共晶を含まなかったためである。1273Kで焼結したTiB2が分散されているTiNi表面層のある試料では,曲げ強さはTiNi表面層の付いた試料より大きかった。これは,界面層がTi-Ti2Ni共晶を含まないためと,SRS後の冷却過程に表面層の中で発生した圧縮残留応力が,表面でのひび割れ発生を抑制するためである。SRSによる,TiB2を分散したTiNi合金のチタン合金表面へのコーティングでは,表面の離層を防ぐ強い界面,残留圧縮応力による強い表面,そして,固いTiB2粒子の存在とTiNiマトリクスの超弾性変形による耐摩耗表面が得られる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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