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J-GLOBAL ID：201002288029518536   整理番号：10A0589987

高温電子セラミックス 重希土類元素に依存しない高耐熱Nd-Fe-B系磁石の研究開発動向

著者 (2件)： 西内武司 (日立金属 NEOMAXカンパニー 磁性材料研) ,  広沢哲 (日立金属 NEOMAXカンパニー 磁性材料研)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 45  号： 6  ページ： 479-484  発行年： 2010年06月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車(EV)の駆動モータには1台当り数百gから1kgのNd-Fe-B系焼結磁石が使用されている。高温で安定して磁石性能を発現するためには高い保磁力が要求される。DyやTbなどの重希土類元素の添加は有効であるが,資源調達のリスクから重希土類元素の使用量を低減した高耐熱Nd-Fe-B系磁石の研究開発が精力的に進められている。本稿では,その研究開発動向について解説した。1)Nd-Fe-B系磁石における従来の耐熱性改善手法とその問題点,2)重希土類元素低減技術の研究開発動向:重希土類元素の粒界偏在技術,重希土類元素レス高保磁力化への取組み(保磁力発現機構解明と粒界組織制御,結晶粒微細化,HDDRプロセス)。

シソーラス用語： *永久磁石 ,  高温 ,  耐熱性 ,  *電気自動車 ,  ハイブリッド自動車 ,  *研究開発 ,  鉄合金 ,  希土類含有合金 ,  ホウ素含有合金 ,  希土類元素 ,  ジスプロシウム ,  テルビウム ,  粒界偏析 ,  制御 ,  結晶粒微細化 ,  熱処理 ,  異方性磁場 ,  温度依存性 ,  保磁力 ,  磁化反転 ,  資源管理 ,  結晶粒度 ,  粒度依存性
準シソーラス用語： 研究動向 ,  重希土類元素 ,  組織制御 ,  HDDR処理

分類 (1件)： 電磁石  (NA05080G)

引用文献 (38件)：

• SAGAWA, M. J. Appl. Phys. 1984, 55, 2083-2087
• CROAT, J. J. J. Appl. Phys. 1984, 55, 2078-2082
• STONER, E. C. Phil. Trans. Roy. Soc. 1948, 240, 599-642
• HIROSAWA, S. J. Appl. Phys. 1986, 59, 873-879
• SAGAWA, M. IEEE Trans. Magn. 1984, 20, 1584-1589

タイトルに関連する用語 (9件)： 高温電子 ,  セラミックス ,  重希土類元素 ,  高耐熱 ,  Nd ,  Fe ,  磁石 ,  研究 ,  開発動向