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J-GLOBAL ID：201002288070458400   整理番号：10A1543846

差分格子ボルツマン法によるトンネル圧縮波の発生と伝播計算

Numerical Simulation of Compression Wave Generation and Distortion in a Tunnel by the Lattice Boltzmann Method

著者 (2件)： 赤松克児 (神戸大 大学院工学研究科) ,  蔦原道久 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 B編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B)
巻： 76  号： 771  ページ： 1793-1801  発行年： 2010年11月25日 
JST資料番号： F0036B  ISSN： 0387-5016  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 新幹線などの高速列車がトンネルに突入するとき,車体とトンネル入口の空力的干渉により発生した圧縮波はトンネル内を伝播し,トンネル出口から微気圧波として放射され低周波公害問題の原因となる。微気圧波の大きさは圧縮波波面の圧力勾配に比例し,圧力勾配は伝播過程での非線形作用によりトンネル内で増加する。発生時の圧力勾配は列車先頭形状,トンネル入口形状,列車速度に関係し,非線形作用による圧力勾配の増加は圧力勾配の大きさと軌道種別による減衰が関係する。本報告では格子ボルツマン法と近似線形音響理論による計算値の比較および圧縮波の切り立ちのBurgers方程式による計算値との比較について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *流動解析 ,  *圧力波 ,  波動伝搬 ,  圧縮 ,  圧力勾配 ,  Burgers方程式 ,  列車 ,  低周波騒音 ,  シミュレーション ,  *鉄道トンネル
準シソーラス用語： *格子ボルツマン法 ,  *トンネル微気圧波 ,  高速列車 ,  空力騒音 ,  数値シミュレーション

分類 (1件)： トンネル工学一般  (RC05010R)

引用文献 (22件)：

• 1) OZAWA S. Investigation of the Pressure Wave Radiated from a Tunnel Exit. (1976)
• 2) OZAWA S. Studies of Micro-Pressure Wave Radiated from a Tunnel Exit. (1979)
• 3) AOKI T. Attenuation and Distortion of Propagating Compression Wave in a High-Speed Railway Model and Real Tunnels. Proceedings of the International Symposium on Shock Waves, 1995. (1995) p.347-352.
• 4) SUGIMOTO N. Sound Field in a Tunnel Generated by a Traveling High Speed Train. Theoretical Computational Acoustics. (1994) vol.1, p.45-56.
• 5) CHEN S. Lattice Boltzmann Method for Fluid Flows. Annual Review of Fluid Mechanics. (1998) vol.30, p.329-364.

タイトルに関連する用語 (6件)： 差分 ,  格子ボルツマン法 ,  トンネル ,  圧縮波 ,  伝播 ,  計算