抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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文化受容能力という語は,多くの機関や著者が最近の科学文献で何故それが重要なのかを強調し,それを教えるプログラムの有効性を分析し,それをどう定義するかについてある統一性を確立しようとして大きく取り上げるようになった。文化受容能力は,供給者と患者間の文化的一致の促進に必要な特定の認知に関する,感情的,精神運動的能力から成り立っている。ある人は文化受容能力プログラムを単に追加料金を請求できる手段として,あるいは他の活動において医師のための横柄な人種的感受性訓練を行うことで知られている産業としてみている。健康管理は科学に基づいているので,聴衆としての健康管理専門職従事者に合わせるようなプログラムは経験的証拠ー最近の文献の多くで欠如している部分に伴って起こるものである。その文献の強調するところは応用よりも定義についてである。文化受容能力は正確に定義されていないので,臨床訓練及び最善の医療行為においてそれをうまく使うことができないにもかかわらず,多くの文化受容能力提唱者は,いまやその論議について理論を越えて,理論的基礎概念及びモデルを用いてどうすればありきたりではない文化受容能力を認識するようになるかについてのガイダンスを実際的に提供し,その重要性を正しく理解し,それを実行するための行動計画に移そうとしている。文化受容能力のモデルとして,ETHNICモデル,LEARNモデル,BATHEモデル,GREETモデル,Purnellモデル,Explanatoryモデル及びCampinha-Bacoteモデルについて解説した。