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J-GLOBAL ID：201002288232192026   整理番号：10A1622991

充填床カラムにおけるオリーブ石への六価クロムの吸着: 速度パラメータと破過曲線の予測

Sorption of Cr (VI) onto Olive Stone in a Packed Bed Column: Prediction of Kinetic Parameters and Breakthrough Curves

著者 (5件)： MARTIN-LARA M. A. (Univ. of Granada, Granada, ESP) ,  HERNAINZ F. (Univ. of Granada, Granada, ESP) ,  BLAZQUEZ G. (Univ. of Granada, Granada, ESP) ,  TENORIO G. (Univ. of Granada, Granada, ESP) ,  CALERO M. (Univ. of Granada, Granada, ESP)
資料名： Journal of Environmental Engineering  (Journal of Environmental Engineering)
巻： 136  号： 12  ページ： 1389-1397  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： D0422A  ISSN： 0733-9372  CODEN： JOEEDU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は内径1.5cmの上向流オリーブ石(olive stone)充填床カラムによる水溶液からのクロム(VI)の除去能を検討した。実験は床高15g(13.4cm),流速2mL/minで行なった。破過曲線の予測及びプロセス設計に有用なカラムの特性パラメータを決定するため,4つの動的モデル;Adams-Bohart,Thomas,Yoon-Nelson,及びDose-Response(用量-反応)モデルを実験データに適用した。いずれのモデルもカラムの動的挙動の全体あるいは決定的部分を記述するのに適切であることが分った。全体の破過曲線シミュレーションには用量-反応モデルが有効であったが,破過の最初の部分はAdams-Bohartモデルで最も良く予測できた。一方,実験結果は,実験pH値ではCr(VI)除去のほぼ50%がオリーブ石による生物収着(バイオソープション)で,残りの50%がCr(III)への還元によるものであることを示唆し,両プロセスが同等に重要であることを示した。したがって,2段階バイオソープションプロセスを開発した。仕上げ実験の目標は,Cr(III)[Cr(VI)の還元生成物]も第2のカラムで効果的に収着されることを確認することであった。

シソーラス用語： 重金属 ,  *六価クロム ,  クロム ,  *除去 ,  *収着 ,  *吸着 ,  *オリーブ ,  種子 ,  水処理 ,  固形廃棄物
準シソーラス用語： *バイオソープション

分類 (2件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 充填床カラム ,  オリーブ ,  六価クロム ,  吸着 ,  速度パラメータ ,  破過曲線 ,  予測