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J-GLOBAL ID:201002288270356644   整理番号:10A0451060

高エントロピーCu0.5CoCrFeNi合金のミクロ組織と特性に及ぼす時効処理の効果

Effect of aging treatment on microstructure and properties of high-entropy Cu0.5CoCrFeNi alloy
著者 (3件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 1244-1250  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: W0672A  ISSN: 0966-9795  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アズキャスト構造と熱処理した構造を持つCu0.5CoCrFeNi高エントロピー合金のミクロ組織と特性を調べた。アズキャスト合金試料を1050°Cにおいて1時間の保持時間で最初に加熱した。逐次時効熱処理プロセスを各温度において24時間の保持時間で350°C,500°C,650°C,800°C,950°C,1100°C,1250°Cおよび1350°Cにおいて実行した。アズキャストと種々の時効熱処理した試料のキャラクタライズした解析と一緒に合金のミクロ組織,化学組成,および析出物相を走査型電子顕微鏡法(SEM),X線回折(XRD)および透過型電子顕微鏡法(TEM)によって実行した。結果はFCC相構造は1350°Cまで加熱したアズキャスト試料のCu0.5CoCrFeNi合金を時効後も変化しないままであることを示す。合金試料のミクロ組織はFCC母相,Cuリッチ相,およびCrリッチ相で構成された。このCrリッチ相は1100~1350°Cにおいて時効後FCC母相に析出する。Cu0.5CoCrFeNi合金の硬さは種々の熱処理後試料に対して変化しなかった。試料の腐食抵抗を浸漬試験の動電位分極によって評価した。アズキャスト試料と350から950°Cまでの時効熱処理を受けたものはFCC母相中に生成されたCuリッチ相析出物の偏析のため3.5%NaCl溶液中でひどく腐食された。Cl-イオンは必然的なガルバニック作用を伴うかなりの電位差を示す敏感なゾーンであるCuリッチ相を優先的に腐食した。1100~1350°Cにおいて熱処理した試料は最良腐食特性を示した,なぜならCuリッチ相は高温においてFCC母相中に溶解されるからである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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変態組織,加工組織  ,  腐食 
タイトルに関連する用語 (4件):
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