文献
J-GLOBAL ID:201002288294788774   整理番号:10A1375696

二本鎖DNAを試薬なしで電気化学検出するための三本鎖形成オリゴヌクレオチドプローブの使用

Using Triplex-Forming Oligonucleotide Probes for the Reagentless, Electrochemical Detection of Double-Stranded DNA
著者 (7件):
資料名:
巻: 82  号: 21  ページ: 9109-9115  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多くのDNA検出法はハイブリダイゼーションに基づくもので,分析に先立って一本鎖DNAの生成を必要とする。このためインターカレート染料を用いるなどの二本鎖対象を直接に検出する方法が開発されているが,これらのアプローチはシーケンス特異性に欠ける。二本鎖DNAのシーケンス特異検出の潜在的なルートの多くはシーケンスによる三本鎖構造の生成の観察である。本研究では認識素子として三本鎖生成オリゴヌクレオチド(TFO)を用いた二本鎖DNAを検出するための試薬なし電気化学センサを提案した。このセンサは金電極上に強く化学吸着したレドックス標識化三本鎖生成オリゴヌクレオチドプローブをベースにしたもので,二本鎖DNAを付加すると,このプローブはメジャーグルーブ中で対を形成する逆Hoogsteen塩基によって三本鎖構造を形成し,これがプローブのレドックス部位と電極間の接触を妨げてターゲットの存在を明らかにする。合成二本鎖DNAを容易に検出する22塩基ポリプリンTFOシーケンスを用いてこのアプローチを実証した後,別のプローブとしてHIV-1株中のポリプリントラクトシーケンスをターゲットとした19-塩基ポリピリミジンTFOシーケンスを用いてこのプラットフォームの一般性を確認した。このセンサは~10nMもの低い濃度の二本鎖DNAを検出し,血清のような試料マトリックスへの適用に十分な選択性を有していた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  核酸一般  ,  ヌクレオシド,ヌクレオチド 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る