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J-GLOBAL ID：201002288393512888   整理番号：10A0335802

生物燃料へのバイオマス由来の合成ガス発酵:機会と問題点

Biomass-derived syngas fermentation into biofuels: Opportunities and challenges

著者 (2件)： MUNASINGHE Pradeep Chaminda (Dep. of Molecular Biosciences and Bioengineering (MBBE), Univ. of Hawai’i at Manoa, Agricultural Sci. Building 218 ...) ,  KHANAL Samir Kumar (Dep. of Molecular Biosciences and Bioengineering (MBBE), Univ. of Hawai’i at Manoa, Agricultural Sci. Building 218 ...)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 101  号： 13  ページ： 5013-5022  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,生物燃料への微生物触媒(Clostridium ljungdahlii,Clostridium autoethanogenum,Acetobacteirum woodii,Clostridium carboxidivorans及びPeptostreptococcus produvtusなど)によるバイオマス由来の合成ガスの転換が生物燃料製造のための有望な代替策として大きな注目を集めている。バイオマスの品質に依らないリグニンを含む全バイオマスの利用,複雑な前処理段階と高価な酵素が不要なこと,生物酵素の高い固有性,,生物転換におけるH2:COへの非依存性,環境条件でのバイオリアクタ運転,及び貴金属被毒問題がないことがこのプロセスの主な利点である。ガス基質(主としてCOとH₂)の低い物質移動特性と生物触媒の低いエタノール収率が合成ガス発酵技術の商業化を妨げる最大の問題である。本稿は,異なる生物触媒,合成ガス発酵への影響因子,及び物質移動に特に注目し,生物燃料へのバイオマス由来の合成ガス発酵に関する既存の文献を批判的にレビューする。さらに,合成ガス発酵の主要な問題点,鍵となる性能指数と技術ロードマップの概要を示し,更なる研究の必要性を議論する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： バイオマス ,  脂肪族アルコール ,  *生物燃料 ,  *合成ガス ,  リグノセルロース ,  バイオテクノロジー ,  資源再生 ,  文献展望 ,  物質移動 ,  *エタノール発酵
準シソーラス用語： *バイオエタノール ,  バイオリファイナリー

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A)

タイトルに関連する用語 (7件)： 生物 ,  燃料 ,  バイオマス由来 ,  合成ガス ,  発酵 ,  機会 ,  問題点