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J-GLOBAL ID:201002288428201015   整理番号:10A0391889

アルカリ溶融法による様々な焼却灰からの物質変換

Material Conversion from Various Incinerated Ashes Using Alkali Fusion Method
著者 (2件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 47-52  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: L2136A  ISSN: 1347-9725  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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アルカリ溶融法を用いて,石炭フライアッシュ(CFA),紙スラッジフライアッシュ(PSFA),産業廃棄物焼却フライアッシュ(IWIFA)の3種類の焼却灰を有用物質に変換する検討を行った。これらの焼却灰の化学組成や鉱物組成は互いに異なった。焼却灰中のCa含有量の大きさの順は,IWFA>PSFA>CFAであったが,SiとAlの含有量の大きさの順は,CFA>PSFA>IWFAであった。CFAは主として石英(SiO2)とムライト(3Al2O3-2SiO2)からなる。一方,PSFAは,主にゲーレナイト(Ca2Al2SiO7)と灰長石(CaAl2Si2O8)および滑石(Mg3Si4O10(OH)2)からなり,IWFAは,主にポルトランダイト(Ca(OH)2),岩塩(NaCl)およびカリ岩塩(KCl)からなる。これらの焼却灰から,ゼオライト類(ゼオライト-X,-A,-P,カオリナイト,および方解石を合成した。焼却灰中のCa含有量が増加するとともに,溶液中のSi濃度は減少し,主生成物相は,ゼオライト(アルミノケイ酸塩)からカオリナイト(アルミノケイ酸カルシウム)に変化し,最終的に方解石(炭酸カルシウム)になった。反応中のSi,Al,およびNaの濃度の観察結果から,これらの生成物相の結晶化を説明できた。(翻訳著者抄録)
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