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J-GLOBAL ID：201002288489816802   整理番号：10A0993777

アザラシ油およびマグロ油の健常人の血小板パラメーターおよび血漿脂質濃度に対する効果

Effects of Seal Oil and Tuna-Fish Oil on Platelet Parameters and Plasma Lipid Levels in Healthy Subjects

著者 (5件)： MANN Neil J. (RMIT Univ., VIC, AUS) ,  O’CONNELL Stella L. (RMIT Univ., VIC, AUS) ,  BALDWIN Kylie M. (RMIT Univ., VIC, AUS) ,  SINGH Indu (RMIT Univ., VIC, AUS) ,  MEYER Barbara J. (Univ. Wollongong, NSW, AUS)
資料名： Lipids  (Lipids)
巻： 45  号： 8  ページ： 669-681  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： B0873A  ISSN： 0024-4201  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)は魚類に多く含まれるが,ドコサペンタエン酸(DPA)はアザラシ油や赤身肉に多い。本研究では,種々の脂肪酸を含むサプリメントを14日間摂取した健常人の血小板機能と血漿脂質について検討した。無作為に選んだ10人から成る3群を構成し,1群はマグロ油摂取群,2群はアザラシ脂摂取群,3群はプラシーボ油摂取群とした。マグロ油およびアザラシ油の摂取により血小板のDHA濃度が上昇した。アザラシ油の摂取により血小板のDPAとEPA濃度が上昇し,p-セレクチンが減少した。アザラシ油の摂取により血漿のトリアシルグリセロールが減少し,HDL-コレステロール濃度が上昇した。以上より,アザラシ油は魚油よりも効率よく健康な血漿脂質プロファイルを促進し,血栓症のリスクを低減できることが示唆された。

シソーラス用語： マグロ ,  *血小板 ,  *水産動物油 ,  *血漿 ,  血栓症 ,  リン脂質 ,  *脂肪酸組成 ,  P-セレクチン ,  食餌効果 ,  C反応性タンパク質 ,  不飽和脂肪酸 ,  ポリエン ,  ω-3脂肪酸 ,  *海獣油 ,  血栓塞栓症 ,  グロブリン ,  血液タンパク質 ,  動物タンパク質 ,  血液成分 ,  成分
準シソーラス用語： アザラシ

分類 (1件)： 脂質一般  (EB05010B)

物質索引 (3件)： エイコサペンタエン酸 ,  ドコサヘキサエン酸 ,  ドコサペンタエン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： アザラシ ,  マグロ油 ,  健常人 ,  血小板 ,  パラメーター ,  血漿脂質