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J-GLOBAL ID：201002288506765290   整理番号：10A1120703

ドライバーから見た生活道路における面的な速度規制の実現に向けた規制速度の決定方法に関する研究

A Study on Area Wide Speed Control in Residential Area

著者 (3件)： 橋本成仁 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  佐伯亮子 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  吉城秀治 (岡山大 大学院環境学研究科)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
号： 45-2/45-3  ページ： NO.45-3,144  発行年： 2010年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,人々が規制速度をどう考えるか,また生活道路でどんな要因が規制速度決定に影響するかを明らかにし,面的速度規制実現に資する知見を得ることを目的とした。本調査では,岡山県岡山市内5地域の生活道路集積地の地域居住者ドライバーにアンケートを行った。結果は,1)規制速度設定には抵抗なく,むしろ生活道路には設定すべきとの意見が多く,20~40km/h以内での検討が妥当との意見が多かった。2)規制速度決定で重視すべき点では,道路形状,沿道状況に配慮した設定が必要不可欠であることが明らかだった。3)写真での規制速度の要因分析では,中央線に関しては,黄色実線の場合は規制速度を高く設定すべきとする傾向だった。4)住宅密度が5割を上回る場合は30km/hで規制し,下回る場合は30km/hで規制すべきでないとする傾向だった。5)子供が往来する場所では規制速度を低く設定すべきとする傾向だった。車道幅員の影響等は今後の課題だった。

シソーラス用語： 運転者 ,  *生活道路 ,  地域制 ,  速度制限 ,  *交通規制 ,  *走行速度 ,  交通騒音 ,  交通安全 ,  岡山県 ,  *アンケート ,  道路構造 ,  歩行者交通 ,  因子分析 ,  建築密度 ,  子供 ,  現地調査 ,  意識調査

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

タイトルに関連する用語 (4件)： ドライバー ,  生活道路 ,  規制 ,  研究