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J-GLOBAL ID:201002288516632280   整理番号:10A0124217

ウナギ(Anguilla japonica)のガス腺発生時のVEGF-FlkとAngpt1の発現プロファイル研究

Investigating expression profiles of VEGF-Flk, and Angpt1 during development of gas glands in Japanese eel (Anguilla japonica)
著者 (6件):
資料名:
巻: 155  号:ページ: 350-360  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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血管形成は動物の高度に調節された生理的過程である。アンギオポイエチン1(Angpt1)は,血管とのコンパクトな相互作用をする周皮細胞を補充する血管形成後期の血管成熟に関連したシグナル伝達経路を誘導する。魚ではAngpt1機能を示すほんのわずかなデータしかない。縮重プライマーを使い,Anguilla japonicaからAngpt1の部分配列(812塩基対)をクローニングしたところ,推測アミノ酸配列はゼブラフィッシュと80%の類似性を示した。クローン化したウナギAngpt1の生理的機能は,試験用標的組織としてガス腺(奇網)を使ったin vitroとin vivo実験により調べた。RT-PCRと免疫蛍光染色技術をAngpt1およびVEGF-Flkの発現パターンを調べるのに用いた。実験データから,in vitroでbFGF,PPARβアゴニストとエストラジオールがAngpt1発現に影響することを示した;一方,VEGF発現誘導剤のコバルトイオンはAngpt1発現に影響しなかった。in vivoでは,Angpt1の発現量は身体成長に伴い増加した。さらに,刺激したウナギのガス腺の後期でAngpt1発現は有意に増加した。ガス腺の異なる発生段階で,VEGF-FlkとAngpt1の継続的発現パターンが観察された。これらの結果から,血管形成におけるアンギオポイエチン1の元の機能は進化の過程で保存されていることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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発生・成長の生理一般  ,  魚類  ,  遺伝子発現  ,  血管系 
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