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J-GLOBAL ID：201002288542236481   整理番号：10A0159000

NMRの原理と利用法

Principle and Application of NMR

著者 (1件)： 山本裕輔 (豊田自動織機)
資料名： 豊田自動織機技報  (Toyota Industries Technical Review)
号： 59  ページ： 29-34  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： X0435A  ISSN： 1346-759X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 核磁気共鳴(NMR)測定は,核スピンにエネルギーを与え,その核スピンの状態を観測することにより分子の構造・運動を知る測定方法である。有機材料には比較的測定しやすい原子が豊富に含まれている。そのことから有機合成やポリマー材料の研究開発にNMR測定は,必須の分析手法となっている。無機材料や金属材料を構成する原子の多くはNMR測定に対してあまり有利な性質を持っておらず,分析方法としてNMR測定は多用されていない。しかしながらいくつかの原子は,構造解析の一手法として利用されている。ここではNMR測定の基本的な原理と測定の紹介をする。これらの情報を各業務の材料開発や品質向上の参考にして頂けたら幸いである。(著者抄録)

シソーラス用語： *NMR【磁気共鳴】 ,  原理 ,  構造解析 ,  化学合成 ,  重合体 ,  研究開発 ,  感度 ,  能力
準シソーラス用語： 有機合成 ,  検出感度

分類 (1件)： NMR一般  (BM07041R)

引用文献 (11件)：

• Y. Yamamoto et al., Chemistry Letters, Vol.35,(2006) 1058-1059
• T. Iijima et al., Chemistry Letters, Vol.34,(2005) 1286-1287
• K. Kanehashi et al., Chemistry Letters, Vol.31,(2002) 668-667
• 寺尾武彦ほか:“実験化学講座8 NMR ・ ESR”, 丸善 (2006), P.3~404
• 宗像惠ほか:“多角NMR入門状態分析へのアプローチ” 講談社 (1994)

タイトルに関連する用語 (2件)： NMR ,  原理