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J-GLOBAL ID:201002288553867203   整理番号:10A0082591

熱帯,花崗岩風化環境におけるゲルマニウム-シリコンの分別

Germanium-silicon fractionation in a tropical, granitic weathering environment
著者 (3件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 1294-1308  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プエルトリコのRio Icacos流域の石英閃緑岩の風化中のゲルマニウム(Ge)/シリコン(Si)分別を理解するため,石英閃緑岩母岩,サプロライト,土壌,一次及び二次鉱物,植物蛋白石,土壌及びサプロライト孔隙水,湧水及び河川水におけるGe/Si比を決定した。母岩のGe/Si比は2μmol/molで,個々の一次鉱物相では0.5-7μmol/molの範囲にあった。バルクサプロライトにおける比率は(~3μmol/mol)母岩での測定値より大きかった。主要なサプロライトの二次鉱物であるカオリナイトは4.8-6.1μmol/molの範囲のGe/Si比を有し,この高い値はカオリナイトの沈殿中のGeの優先的取り込みと一致している。バルク浅部土壌の低い値(1.1-1.6μmol/mol)は一義的に,貧Ge石英の残渣蓄積によるものである。サプロライトと土壌孔隙水で測定したGe/Si比は,別個の深度での鉱物変換中に起こった反応を反映しており,湧水や河川の基底流は,サプロライトと母岩の境界でのGe濃縮カオリナイトの沈殿における深部初期風化を反映し,最も低いGe/Si比(0.27-0.47μmol/mol)を示した。サプロライトに関する物質収支計算には,サプロライト-母岩境界の上方1m以内でも相当量のSiとAlの減損が要求される。孔隙水のGe/Si比はサプロライトを通して上部土壌まで上昇するが,物質収支で予言した高い値までには達しない。これは,浅部土壌における植物蛋白質の影響を反映しているものと思われる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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地球化学一般 

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