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J-GLOBAL ID:201002288558477209   整理番号:10A1072057

蛋白質のみのアルギニンに富むナノ粒子の内在化および核移動の速度論

Internalization and kinetics of nuclear migration of protein-only, arginine-rich nanoparticles
著者 (18件):
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巻: 31  号: 35  ページ: 9333-9339  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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哺乳動物細胞により内在化されたナノ粒子の細胞内トラフィッキングの理解はナノ医学において重要問題であり,治療応用および毒性的憂慮とも密接に関連している。炭素ナノチューブおよびポリマ性粒子の取込み機構はかなり広く検討されているが,自然のウイルス以外では蛋白質のみのナノ粒子の移動および運命の研究はわずかである。興味深いことに,蛋白質ナノ粒子は,それらの生体適合性および機能的調節性のため,個別化医療におけるツールとなりつつあり,遺伝子治療および一般的薬物送達にも特に有望である。ここではキメラ性多機能性蛋白質により組み立てられ,多面的膜活性性(R9)末端ペプチドで機能化された蛋白質ナノ粒子の取込みおよび細胞内移動を検討した。興味深いことに,蛋白質ナノ粒子は最初はエンドソームに局在したが,初期エンドソーム脱出は,受動拡散で予想されるそれよりも10倍速い0.0044±0.0003μm/秒の移動速度で,核(細胞質ではなく)へのそれらの到達と蓄積を可能とした。興味深いことに核膜の代わりに細胞膜がR9補助蛋白質のみナノ粒子の核経路での主要な細胞障壁だった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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生物薬剤学(基礎) 
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