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J-GLOBAL ID:201002288596102928   整理番号:10A0955855

台湾に於ける再生エネルギー貯蔵量の評価

Assessment of renewable energy reserves in Taiwan
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 2511-2528  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: W1084A  ISSN: 1364-0321  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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台湾はエネルギー供給の98%を外国から輸入しているので,エネルギーセキュリティが常にエネルギー政策を製作する場合の政府の第一優先順位にあった。再生エネルギー開発は,エネルギー供給の独立性に寄与するだけではなく,経済発展と環境保全の利益を達成する。公共に利用可能な情報に基づいて,本論文は台湾における色々な再生エネルギーの資源量を再評価した。この評価は7つの再生エネルギー,即ち太陽エネルギー,風力発電,バイオマスエネルギー,波エネルギー,潮汐エネルギー,地熱エネルギー,水力発電を含め,これらはすべて現在の技術に関連して商業化され成熟しているものであった。そのほかの再生エネルギー,これ等は上述の技術ほど成熟していることが示されていない,は本稿では予備的に評価しただけで,これ等は第二世代バイオマス,深部地熱エネルギー,黒潮発電,海洋熱エネルギー転換などであった。本論文の推定によると,風力エネルギー量,29.9kWh/d/p(即ちkWhper day per person),が台湾に於ける7種の再生エネルギー中で最大であり,太陽エネルギーの24.27kWh/d/p,バイオマスの4.55kWh/d/p,海洋エネルギーの4.58kWh/d/p,地熱エネルギーの0.67kWh/d/p,水力発電16.79kWh/d/pが続いた。バイオマスを一次エネルギーと考え,40%が1次エネルギーの電力転換の平均効率とすると,この7種の再生エネルギー量からの合計発電は約78.03kWh/d/pであり,これは2008年の国家発電量28.35kWh/d/pの2.75倍に相当した。技術的に成熟していない他の4種の再生エネルギーから推定される54.93kWh/d/p資源量を考慮すると,台湾の再生エネルギー資源量はきわめて豊富なものになった。この評価は,台湾が豊富な再生エネルギー資源を保有することを指摘したが,4つの本質的欠点-低いエネルギー密度,発電の高い原価,電力供給の不安定性,現在の再生エネルギー価格がまだ化石燃料に比較して高価であること,は再生エネルギーが国家エネルギーミックスの主要成分になる前に克服すべきであった。これ等の障壁を克服するために政府によって実施されている対策は,技術レベルの改善,必要な政策の確立,総合的促進のための全てのレベルによる協力が含まれている。(翻訳著者抄録)
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自然エネルギー一般 
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