抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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過熱水蒸気を利用して汚染土壌及び底泥を原位置で処理する技術につき紹介した。過熱水蒸気とは,飽和水蒸気をさらに加熱した常圧で無色無臭の高圧の放射性ガスである。過熱水蒸気と汚染土壌を撹拌接触せせることにより,無酸素雰囲気下で複合伝熱が起こり,土粒子を即時に昇温して汚染物質及び水分を気化させ土壌と汚染物質を分離して,汚染物質を回収する。ラボ機と実用機を製作し,実験を行なった。実験結果から,高濃度の油,VOC,ベンゼン等の汚染土を比較的短時間で浄化できることが判明した。さらに,底泥の硫化物やCOD等を低減できることも判明した。本処理装置は車載方式とすることが可能で,汚染現場で安全に浄化を行なうことができる。