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J-GLOBAL ID：201002288618699273   整理番号：10A1152210

磁気ナノ粒子に担持したエチレングリコール-サポニンの合成とIn Vitro抗癌性評価

Synthesis and In Vitro Anti-Cancer Evaluation of Ethylene Glycol-Saponin Loaded on Magnetic Nanoparticles

著者 (4件)： LEE Kwon-Jai (Soongsil Univ., Seoul, KOR) ,  AN Jeung-Hee (Sogang Univ., Seoul, KOR) ,  SHIN Jae-Soo (Daejeon Univ., Daejeon, KOR) ,  KIM Dong-Hee (Daejeon Univ., Daejeon, KOR)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 10  号： 10  ページ： 6962-6966  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前立腺癌は最も回避可能な癌の一つであるが,効果的な治療法,特に標的療法はまだない。サポニンは抗癌活性や抗炎症活性など様々な生物学的特性を備えている。ここでは,DU145前立腺癌細胞に対する磁気ナノ粒子に担持したエチレングリコール-サポニン複合体(ESMP)の抗腫瘍活性を調べた。平均サイズ23nmの複合ナノ粒子を化学共析出法によって合成した。ESMPはDU145細胞に対して細胞傷害的であり,特に細胞増殖を抑制した。対照的に,磁気ナノ粒子自体は細胞傷害を示さない。ホスホ細胞外シグナル制御キナーゼ,p38とpAKTを含む,血管新生関連蛋白質の発現レベルは,ESMP治療の後減少した。この研究は,前立腺癌に対する標的療法においてESMPを用いた治療法の可能性を取り上げたものである。

シソーラス用語： *磁性材料 ,  *ナノ粒子 ,  前立腺腫瘍 ,  *サポニン ,  *複合体 ,  *抗腫瘍作用 ,  析出 ,  in vitro実験 ,  脂肪族アルコール ,  ジオール
準シソーラス用語： 共析出

分類 (1件)： 腫ようの実験的治療  (GE02040Y)

物質索引 (1件)： エチレングリコール

タイトルに関連する用語 (6件)： 磁気ナノ粒子 ,  担持 ,  エチレングリコール ,  サポニン ,  抗癌性 ,  評価