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J-GLOBAL ID:201002288628991088   整理番号:10A0143754

βシート結晶の酵素的分解の機構

Mechanism of enzymatic degradation of beta-sheet crystals
著者 (3件):
資料名:
巻: 31  号: 10  ページ: 2926-2933  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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逆平行βシートは蛋白質の基本的2次構造で,カイコおよびクモが産生する絹繊維の主成分であり,物理的架橋を介したこれらの蛋白質の安定化に鍵となる役割がある。重要なこととして,これらのβシートは,疾患状態で形成されるβアミロイド構造の例とは対照的に,生物学では完全に分解性で,非毒性構造である。このため,酵素的分解の機構への識見は,これらの安定だが,生体系において異なる構造的特性の差異を解明するための道筋として有益であろう。カイコガ(Bombyx mori)の絹構造の逆平行βシートの,繊維と,その後ナノフィラメント(2nm厚および160nm長)へと誘導される,酵素的分解の機構を報告する。これらのナノフィラメントは,予測可能生物分解性および機械的性質の絹ベースの生体材料を設計するように開発可能なシステムの重要な特徴である結晶部分の核剤としての役割を果たす。これらの蛋白質分解酵素からの分解産物の潜在的な毒性もin vitroで評価し,人体でin vivoで見いだされるプロテアーゼについてin vitroで細胞毒性を見いださなかった。βシート絹結晶の分解機構は,本稿で報告した逆平行βシート絹生体材料vs疾患状態でのアミロイド構造の間の生物学的影響の有意差への付加的な識見を提供し,より広範囲に記述されている化学的および構造的差異の以前の記述に追加される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  分子構造 
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