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J-GLOBAL ID：201002288712442570   整理番号：10A0854648

全変動技術を用いた画像ノイズ除去における繰り返しステップの選定のための新規なモデル

Novel model for iteration step selection in image denoising using total variation technique

著者 (4件)： LI H-J (Nanjing Univ. Aeronautics and Astronautics, Nanjing, CHN) ,  ZHAO Z-M (CSIRO Div. Materials Sci. and Engineering, Vic., AUS) ,  ZHU Y (CSIRO Div. Materials Sci. and Engineering, Vic., AUS) ,  YU X-L (Nanjing Univ. Aeronautics and Astronautics, Nanjing, CHN)
資料名： Imaging Science Journal  (Imaging Science Journal)
巻： 58  号： 4  ページ： 222-230  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： D0155A  ISSN： 1368-2199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 画像ノイズ除去は画像セグメンテーションや特徴抽出などのさらなる画像処理の重要な前処理である。画像ノイズ除去について,全変動(TV)の解析モデルに基づき,画像エネルギー情報とノイズエネルギー情報を用いて,判定基準を使用すべき最適タイミングを探索した。状況により,2つ判定基準が用いられる。判定基準1は,ノイズエネルギーの変化と画像エネルギーの変化が等しい時,すなわち,バランスポイントを直接使う。コンピュータ使用時間が短く,低コストである。特に,ノイズレベルの予備知識がない時に有効である。判定基準2は,画像ノイズ予測と最適PSNR位置を組み合わせることからなり,画像の最適PSNR値をより正確に求めることができる。判定基準1は判定基準2より高速で処理でき,ノイズ標準導出サイズが大きい場合に好適であり,関連するPSNRが適正値となる。判定基準2によるPSNR値は判定基準1による値より正確であるが,計算が複雑となる。画像ノイズ値をより正確に予測する方法は今後の課題である。

シソーラス用語： *画像歪 ,  *雑音低減 ,  変動 ,  数学モデル ,  判定基準 ,  逐次近似 ,  信号推定 ,  計算量 ,  SN比
準シソーラス用語： *画像ノイズ ,  *ノイズ除去 ,  反復法 ,  ノイズ推定 ,  計算の複雑さ ,  PSNR

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 全変動 ,  画像ノイズ除去 ,  選定 ,  モデル